第六十三話 白馬の地名と登美さんの名前の由来

昔、大国主おおくにぬしの命みことが白馬においであそばれた時に、馬が疲れ果てて倒れてしまいました。その時、「とびすけ」さんの家の前の泉水から、元気な白い馬が飛び出てきたそうです。 「どうぞこの馬に乗って下さい。」と「とびすけ」さんは、大国主命に馬を差し出しました。このことから、ここの地名が白馬と言われるようになったそうです。  なお、白い馬が飛び出たこの池を神様かんさま池いけと呼び、「とびすけ」さんの家の苗字は、「とびすけ」さんのとびを取って、「登と美み」になったそうです。

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